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家庭内LAN
[LANケーブル]







− LANケーブル −

それぞれパソコンをLANのネットワークに接続するためのケーブルです。    LANケーブルは様々な種類があり、カラーバリエーションもあります。 「結線タイプ」「通信速度」「長さ」から適切に選ぶ必要があります。 結線タイプは「ストレートケーブル」と「クロスケーブル」です。詳細は下記 に掲載しています。※種類を間違えるとLANが一切動きません! 通信速度は一般的には100Mまで対応できる「100BASE−TX」と呼 ばれるものです。※種類を間違えると通信速度があまり得られません。    100Mにも対応できものは「カテゴリー5」と呼ばれるランクに属していま す。お店で選定するときの基準にしましょう。 カテゴリー5は「CAT.5」「CATEGORY 5」等と表記されています。 「100BASE−TX CAT.5」と書かれている製品がお奨めです。 カテゴリー5以下になると、100M以下の速度しか対応できません。 カテゴリー3の場合、10M程度となるためブロードバンド環境には適しませ ん。将来設計を考えれば、最低でもカテゴリー5以上が必要でしょう。 いくら高価な高速ブロードバンドルーターを入れても、ケーブルの品質が低け ればネットワークの部分的な損失でネットワーク全体の効率を下げることにも なります。ぜひよいものを選びましょう。

− ストレートとクロスの違い −

同じLANケーブルでも種類が全く異なる「ストレートケーブルとクロスケー ブル」が存在します。間違えると全く利用できないため次項を参考に注意して 用意しましょう。 ケーブル自体にはカラフルな色がついていますが色によってランクが 違うということはありませんので、お気に入りの色で選びましょう!長さはや や余裕をもった必要最小限の長さでケーブルを選びましょう。

− 利用シーンで結線タイプが決まる −

■2台以上のパソコンでLANを作りたいとき <必要な機器> ・LANケーブル(※ストレートケーブルタイプ)  × パソコン台数分 ・以下のいずれかの機器 1.インターネットに複数台のパソコンを接続する/している環境   家庭内LAN対応の「ブロードバンドルーター」 2.インターネットに接続しない環境   「HUB」(ハブ)や「スイッチングHUB」 ■2台のパソコンを直接つないですぐにLANを作るとき <必要な機器> ・LANケーブル(※クロスケーブルタイプ) 1本 ※HUBを介してLANを構築するときは2台間の接続であってもLANケー ブルは全て「ストレートケーブル」を用いて結線します。 以上でケーブルの準備は完了です。次にパソコンの設定を行いましょう。

− ケーブルの長さは? −

電気配線はLANだけではなく、長くなるほどいろいろな損失か大きくなりま す。LANの場合は損失は「速度低下」につながります。 LANケーブルの長さは「必要最低限+少しの余裕」が最適です。 ネットワークの部分的な損失でネットワーク全体の効率を下げます。

− 薄いケーブルありますか? −

ドアなどの隙間を使って配線したい、どうしても配線には悩みがつき物です。 LANケーブルにも薄いものが用意されています。メリットは普通のケーブル より薄いこと、細い隙間に通せることです。 一方、頻繁に使うドアなどの物理的にこすれたり消耗する場所には向かず、速 度もあまり出ない傾向もあります。 カーペットの下やドアの下を通せる「フラットケーブル」「パスタケーブル」 「忍者ケーブル」といったものを探してみてください。

− 1000BASE−TXとは? −

最近お店で販売されているものに「1000BASE−TX対応」のものがあ ります。これは1Gbpsの通信速度(100Mの10倍)の速度にも対応し ていることを示しています。 一般的な家庭の場合では、上で紹介したように100M対応の100BASE −TXのもので十分です。それぞれの価格がそれほど変わらないのであれば高 速なものを準備しておきましょう。
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Last updated; 2007.9.1 Last updated; 2001.7.27
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