−　ルータ　−
ルーターは、パソコンとＬＡＮケーブルで接続されることでＬＡＮのネットワ
ークを構築することができるネットワーク機器です。さらにインターネット接
続機能もあわせ持っています。最近では高速タイプのものは「ブロードバンド
ルータ」と呼ばれています。

最近では家庭内のＰＣ数も増え、家庭内ＬＡＮはもちろんのこと同時に数台の
ＰＣからインターネット接続したいとお考えの方も多く１万円を切るものまで
登場しました。この背景にはＡＤＳＬインターネットの普及があります。

ここでは選ぶ際のポイントをあげてみます。

・消費電力が小さいもの
常時電源を入れたままにすることでしょう。電気代も考えておきます。

・１００Ｍ対応など高速なもの
インターネットも日々高速化しています。

・国内メーカーでしっかりしたサポート
最新の機能をいつでも提供できるようにホームページ上でファームウエアの提
供サポートをしっかり行っているメーカーがよいでしょう。

・４台程度の余裕のあるもの
一般的なブロードバンドルータはＬＡＮ端子が４ポート（パソコン４台分）用
意されています。

・セキュリティ機能が充実していること
ブロードバンドは家庭のパソコンとインターネットを繋ぐ大切な機器です。
高速性はもちろんのこと、安全面のセキュリティもしっかりしたものがよいで
しょう。ファイアウォールやポートフィルタリングがあるとよいでしょう。



−　HUB　−
　
この機器はＨＵＢ（ハブ）といいます。

ＨＵＢは、パソコンとＬＡＮケーブルで接続されることでＬＡＮのネットワ
ークを構築することができるネットワーク機器です。

選択するポイントをあげてみます。

・消費電力が小さいもの
常時電源を入れたままにすることでしょう。電気代も考えておきます。

・１００Ｍ対応など高速なもの
インターネットも日々高速化しています。

ＨＵＢ機能とインターネットの接続機能が一緒になったものは「ブロードバ
ンドルーター」（ＢＢルータ）と呼ばれています。インターネットに接続せず、
安価に家庭内ＬＡＮだけを構築したい場合はこのＨＵＢを利用します。

もしすでにＢＢルータをお持ちの方はそのまま家庭内ＬＡＮに利用できること
がほとんどで用意する必要はありません。説明書などで確認してみてください。

ＣＡＴＶインターネットなどのサービスで、複数台同時に接続できる契約をして
いる場合はケーブルモデムとこのＨＵＢを利用することで、ブロードバンドルー
ターを利用せず、安く同時接続環境を作ることができます。

ＨＵＢとブロードバンドルーターの違いは、インターネット機能やセキュリティ
機能の有無です。価格もＨＵＢの方が安く、２０００円で購入できるものもあり
ます。

もしこれからＬＡＮ構築をされる方やインターネットもお考えの方がおりまし
たら、ブロードバンドルーターまたはＨＵＢの購入がお奨めです。


−　オプションサービスの存在　−
ＡＤＳＬやＣＡＴＶインターネットの場合、契約する会社によってオプション
サービスを組み合わせることによって接続台数を増やすメニューが用意されて
いることがありますのでチェックしてみてください。

またネットゲームなどの利用でグローバルアドレスを複数必要になる場合は、
ブロードバンドルーターを導入することによって正常に利用できなくなる可能
性があるため、ブロードバンドルーターが対応しているか確認してから購入し
ましょう。



  

    

      

        
        
        
        
      
    
  
  

    
  
  

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Last updated; 2007.9.1
Last updated; 2001.7.27

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