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家庭内LAN
[LANカード/ボード]
− LAN端子が無い場合 −
お手持ちのパソコンにLAN端子がない場合は、
・デスクトップパソコンには「LANボード」または「LANカード」
・ノートパソコンには「LANカード」
が必要になります。
最近では安いものでは千円くらいから購入でき、特に価格によって機能が変わ
ることはなくなりました。(2000年以前のものは多少違いがあります。)
− LANボード/カード −
パソコンにLAN機能(端子)を追加するための機器です。※パソコンに標準
装備されている場合は必要ありません。
右がLANボード、左がLANカードの例です。電気店やパソコン専門店で購
入できます。
LANには10Mと100Mの通信速度の種類があります。最近では安いもの
でも100M対応になっています。ブロードバンドでインターネットをされる
方が増えていますので、将来的なことを考えても100Mがお奨めです。
ちなみに1G用のものも2004年に登場しましたが、1万円以上と高価なプ
ロ向けの機器になっております。家庭向けには100Mタイプで十分です。
− 導入と設定 −
LANカードの場合はカードをパソコンにセットするとドライバのインストー
ルが必要で完了すると利用できるようになります。
デスクトップ形でLANボードを導入する場合は、まずパソコン本体に機器を
セットする必要があります。本体のフタを空けて、場合によってはネジで止め
ため少し作業が必要です。
導入やインストールは、パソコンやLANボードなどのそれぞれの取り扱い説
明書に従って正しく行いましょう。付属されている説明書にある方法で取り付
ければ、付属しているドライバやソフトインストールします。
ドライバなど一通り正しく作業が完了すると、パソコンはLANボードを認識
しますので確認してから次に進みましょう。
− 参考:デスクトップ型の場合 −
特にデスクトップパソコンの場合、製造年やモデルによって機器を増設すると
きに使う「増設ボード」にさまざまな種類があります。
例えば穴や端子の形状は年々小型化していますので、古いパソコンほど大きな
ものになり、古いタイプのものは小売店では手に入らないこともあります。
まずは説明書などで増設できるボードの種類を確認します。種類は「PCI」、
「ISA」、「Cバス」などがあります。
一般的なパソコンの場合は「PCIバス」と呼ばれる拡張ボードの種類です。
特に2000年以前の旧型では「ISAバス」と呼ばれ、あまり流通しなくな
ってきています。またPC98シリーズはタイプによってPCIバスを備えた
ものもありますがPC98用のドライバがなければ動きません。基本的には
「Cバス」というタイプが主流ですが、これも一般流通していない傾向です。
− 参考:ノートパソコン型の場合 −
一般的には「PCMCIA」と呼ばれる差込スロットにLANカードを入れる
方法を使います。
さらに小型な「CF」や2006年以降はさらに小型な「PCI EXPRESS」と
呼ばれるカードスロット用のLANカードもあります。
カードスロットに差し込むタイプではなく、USB端子を使ってLAN端子を
用意できる変換形の製品もあります。USBを利用するためマウスやキーボー
ド、そのほかの機器を利用すると若干速度が落ちることもあるようです。
安定してLANを利用するには「カードタイプ」のものがおすすめです。
安いものでは最近では2000円台が相場のようです。
デスクトップタイプ同様に通信速度は2種類あります。
10M=T、100M=TXとだいたい表記されています。
Last updated; 2007.9.1
Last updated; 2001.7.27
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