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PCセットアップ/グレードアップ





− グレードアップ/セットアップ −

ネットワークには「LANボード」が必要になりますね。最近ではUSBで接 続できるものも登場してきていますが、それ以外は本体を開けてボードなどを 取りつけなくてはなりません。 最近ではPCの省スペースモデルが主流になりコンパクトな分、本体を開けた り増設したりするには初心者の方にはやや難しくなっているのも実情です。 PCには種類がたくさんあるので全てをカバーはできませんので、基本的には 説明書の「拡張ガイド」などをお読みいただきたいのですが、せっかくですか ら始める前にどのようなことをこれからやるのか確認して、参考にしてみると 意外とコンピューターというものも面白いものだと知ってしまい、ついついか わいがっていろいろと増設することになるかもしれません。 また買い替えをしなくても十分にパソコンをグレードアップする方法も簡単に 説明いたします。

− LANボード etc −

ボードの増設には差し込む口(スロット)があり、これにはいくつかの種類が あります。一般的にはPCIバス、次にISAバス、NECのPC98シリー ズ用のCバスがあります。(説明書で空きスロットを確認してみてください) 確認してから正しいボードを用意しましょう。ボードによってはPCIとIS Aの両方を持つものもありますが、その場合は将来性からISAタイプをLA Nに利用するといいでしょう。 最近のパソコンの場合は、格安などからくるコスト面の関係で空きスロットが ない場合があります。この場合はアナログモデムの取り外しの検討もしてみま しょう。またUSBタイプのLAN接続も有効だと思います。 説明書にしたがって開けてみると写真のようなスロットが見えます。写真では あと2つ白く横長いスロット空いているのがわかります。ボードは下から埋め ていくのがいいでしょう。(写真はPCIタイプ) ボードの差込口をパソコンの外側に出すために、まず差し込みたいスロットに 対応する写真左側の化粧カバーを外すため、ねじを外します。そのねじはボー ドの固定用に利用しますから、ねじはとっておきましょう。カバーもパーツと して大切に保管しましょう。 次に用意したボードを写真のようにスロットに合わせて差し込みます。このと き力が必要ですが、適度に加えて心配せずに真っ直ぐに差し込みましょう。 化粧カバーが付いていたときのようにボードが入れば、あとは先ほど取り外し たねじでボードをPC本体に固定させます。   ボードのパネルがきれいに外から見えれば完璧です。Cバスの場合は本体を空 けずに外側からボードを差しこみ、ねじで止めるだけで完了です。 そして最後に本体ケースを戻せば完了です。後の設定は別のLANのページで 掲載していますので参考にしてみてください。

− メモリの増設 −

パソコンの処理が遅い、ハードディスクが多く回転していてような気がすると 感じたことありませんか?パソコンの性能が劣っていて買い替えと考える前に 最も安くパソコンをグレードアップさせる「メモリの増設」という方法をご紹 介します。 Win95の場合では平均して最適だと感じるには32MB以上のメモリ、W in98以上では標準で64MBのメモリが必要になり、これが一般的なレベ ルになります。 もちろん、それ以上のメモリを乗せることでより高速化を図ることができます。 これはコンピューターの処理に必要なプログラムエリアやデータエリアがメモ リでは管理できない量に達したため、ハードディスクなどの大容量装置へアク セスする回数が増えるためで、これをより無くすにはメモリの増設が一番有効 なのです。 最近ではメモリもかなり低価格になり、128MBを乗せている方も多くなっ てきております。それほど難しい作業ではありませんのでトライしてみてはい かがでしょう。電気店では手数料2000円程度で増設してくれるところもあ ります。 説明書にしたがって本体を空けると赤いエリア内のようなメモリを差すコネク タがあり、1枚又はそれ以上が標準で差してあると思います。もし増設したい のに空きがない場合などは、付いているメモリを取り外して大容量のメモリへ 交換するのもいいでしょう。(適切なメモリーを購入しましょう) 差し込む際の注意として、メモリは半導体であるため静電気をとても嫌います。 購入してきたパッケージには青色の静電気対策パックを施すほど気をつけなけ ればならない点ですから、作業を行う際はドアノブ等をにぎって体に蓄積され ている静電気を逃がしてから作業することをおすすめします。特に乾燥する時 期は注意してください。(必要以上に心配しなくても大丈夫です) 方向などもありますが、正しく差しこまれるとストッパーの自動にかかり、簡 単に作業は終了してしまいます。

− CPUアクセラレータの使用 −

最近では400〜500MHzのCPUが主流になってきていて、133や1 66MHzのタイプのものを使っている人は、そろそろ買い替え時と思ってい る方も多いでしょう。 しかし愛着やそれなりの買いかえられない理由などもある方も多いと思います。 特にPC98ユーザーがDOS/Vに移行するには勇気がいりますし、かなり ソフト資産が無駄になってしまうこともありますから、なかなか難しいところ です。 そんな方のために、CPUを簡単に交換してしまう方法もあります。そのまま 当時の近いランクのCPUで少しばかり変更する方法もありますが、300M Hz以上のグレードアップとなりますと、PCの回路設計やCPUの改善点な どの相違から、そのまま乗せかえるのはほとんど駄目な場合がほとんどです。 そのため、規格の互換性回路とハイスピードCPUを組み合わせた「CPUア クセラレータ」というものが周辺機器メーカーより各種発売されております。 CPUアクセラレータはCPUに加えて、電圧などのコンバート回路などを含 めてもスペースに入るように設計された、とてもコンパクトな製品です。 CPUのスピードによって種類も様々ですのでベンチマーク(スピード比較) などを見て検討するのもいいでしょう。 種類はソケットタイプとスロットタイプがあります。(Intel PentiumのSlot 1、 Intel CeleronのSocket 370、AMD CPUのSlot A、その他Socket 7タイプ) 写真はSocket 7タイプのCPUアクセラレータになります。 古いマシンになると、場合によって直接ボードにはんだ付けされていることも あります。その場合は機器自体が古くCPU交換によって期待するほどのスピ ードが得られないと思いますので、よく検討してみてください。

− CPUの交換 −

PCの一番大切な部分「CPU」を交換する方もいらっしゃいます。基本的に はメーカー製のPCの場合、CPUを冷やす専用のファンがメーカー独自に取 りつけられていることが多く、メーカー保証外の改造の扱いになることがほと んどです。   LANボードなどの増設時やメモリー増設の作業の際に、いつもお世話になっ ている自分のCPUをみておくのもいいでしょう。ファンとCPUの間に白い クリームのようなベトベトしたものが付いていることが多いですが、それは効 率良く熱を伝えるための「シリコングリース」というものなので、取替えの際 にはCPUと一緒に購入しておくのもいいでしょう。写真はslot 1タイプのC PUになります。
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Last updated; 2001.5.22
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