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Windows 2000





− Windows 2000について −

最近ではインターネットや様々なネットワーク化の普及によって、ネットワー クOSを家庭内やSOHO環境に導入するケースも急増していますね。 ネットワークOSとして、UNIXやLinuxなどもありますが、現在Wi ndows NT4.0のバージョンも広く利用されております。そのNTの 後継版として、Windows NT5.0・・・つまり、次期Window sのネットワークOS「Windows 2000」が発売されました。 インターネットの普及によって、様々なネットワークサービスの充実やネット ワーク強化・プライバシー管理・高機能サーバーなど、様々な機能が盛り込ま れ、将来的にも頼もしいサーバーなどが構築できそうです。 ただ、Windows2000はWin98の後継として考えてしまう方が多 いようですが、それは全く異なり昔からあるWindows NTとよばれる ネットワーク中心のワークスペース用OSのため、一般ユーザーには扱いにく いOSであるということを前提にお考え頂きたいと思います。しかし、その分 ワークスペースなどでは十分に他のWinシリーズよりもパフォーマンス性が 高いため、それなりの環境を構築したい場合には最適です。

− ネットワーク接続のウィザード −

「ネットワーク接続のウィザード」画面。ネットワークに関する様々な設定は、 このウィザード1つで設定でき、迷うこともなくなりそうです。ネットワーク は、電話回線からLAN、シリアル/パラレル/赤外線ポートまでカバーして います。 右上に10BASE−Tの絵が見えるのも、ネットワーク社会の急速な普及を ちらつかせています。

− ローカルエリア接続/ネットワーク設定 −

ローカルエリア接続は、LANへの接続などについてのプロパティの設定や、 LANへのON/OFF切り替えが可能になり、サーバーなどの運営で臨時に ソフト上でON/OFFが可能になっています。 プロパティ画面。今までのネットワークのプロパティ画面と同様ですが、より 選択性と操作性が向上しています。 Win98などのネットワークのプロパティーに該当します。標準でTCP/ IPがカバーされインターネット時代を覗わせます。

− ネットワークプロトコルの選択 −

「ネットワークプロトコルの選択」画面。ここで注目すべきところは、各種ネ ットワークサービス用のプロトコルが追加されていることと、Apple Talkがカ バーされていることです。

− デスクトップ(標準評価版) −

Windows 2000professionalの標準デスクトップ。マイコンも一新さ れて、アイコンに立体感がついた感じです。アイコンやボタンにマウスカーソ ルが合うと、説明表示がフェードがかかったような臨場感があり、またごみ箱 の内容が溜まると書類がごみ箱に溜まったようなアイコンに変わります。全体 的な見た目がとてもグラフィカルになったと思います。 ネットワークは「ネットワークコンピュータ」から「マイ ネットワーク」に 変わり、PCを取り囲むネットワーク空間がより近く感じられます。

− マイ ネットワーク −

「マイ ネットワーク」画面。全てのネットワークに関係するダイヤルアップ やローカルネット関連まで、ここに集められています。 「近くのコンピュータ」はローカルネットワークに容易にアクセスできます。 ローカルネットワーク上の別のPCのドライブに一度アクセスすると、マイ  ネットワーク上にそのドライブが自動的に追加表示され、OSを再起動しても 容易に接続できるようになります。これによって、ネットワーク上のドライブ への操作性が向上されています。(例として、メインサーバというPCのCド ライブが自動追加表示されているのがわかります)
カスタム検索

− 近くのネットワーク −

「近くのネットワーク」画面。ローカルネットワークのPCが一覧できます。

− ネットワークとダイヤルアップ接続 −

「ネットワークとダイヤルアップ接続」画面。新しい接続の作成によって、ダ イヤルアップ接続の追加などがウィザードによって容易にできます。 着信接続は、ダイヤルアップやケーブル接続同等の機能の着信接続の設定が可 能になっています。ケーブル接続の通信速度も改善されている模様です。

− 着信接続のプロパティ −

「着信接続のプロパティ」画面。様々な着信接続についてここに集結されてい るため、モデムやケーブル接続着信などまで操作できます。

− インターネット インフォメーション サービス −

「インターネット インフォメーション サービス」(IIS)画面。

− UNIXとの共存 −

「そのほかのネットワークファイルと印刷サービス」画面。UNIX用の印刷 サービスが可能になっており、UNIX系のコンピュータからの印刷作業など も可能になりそうです。
Last updated; 2000.11.23
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