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家庭内LANでメッセージ交換
− 家庭内でメールのやりとり −
インターネットのメールでは、プロバイダのメールサーバーといった設定やサ
ーバー自体が必要になります。そのような設定なしで家庭内のパソコン同士で
メールができる機能がWindowsには用意されています。
そのソフト名を「ポップアップサービス」といいます。ソフトは、Windo
ws OSがインストールされているドライブ内のフォルダ名「Window
s」内に収納されています。
このソフトを利用すると、LANでつながれているパソコンにメッセージが送
信でき、メッセージは相手先のコンピューター名を指定したり、同じワークグ
ループの全端末に一斉にメッセージを送信できます。
ショートカットしてデスクトップに置いたり、スタートアップに格納しておく
と、Windowsの起動と同時に自動的に立ち上げておいてくれます。
使用方法は簡単です。やり取りをしたい全てのPCにこの「ポップアップサー
ビス」を立ち上げておき、特定ユーザーのみに送信する場合は、その相手の「
ログオン名」を書き込むか、その端末の「コンピューター名」(LAN上での
名前)を指定します。最後に内容を書き込んでお手紙マークの「送信」をクリ
ックすると送信されます。
全てのユーザーに送る場合は「ワークグループ」を選ぶと、自動的に家庭内ネ
ットワークグループ名が記入され、そのままメッセージを書き込み「OK」を
押すと瞬時に対応する端末へ送られます。
− 遠隔のPCの操作 −
遠く離れたPCの電源をON/OFFしたり、アクセス状況などが確認できる
のもLANのメリットのひとつです。
パソコンを遠隔からOFF(シャットダウン)させたり、終了させたり、再起
動させたりといった操作はインターネット上で配布されている「リモートシャ
ットダウン系などのソフト」を利用することで可能になります。
その逆にLANから遠隔でPCを起動させる機能として、WOL(Wake On Lan)
対応ハードが開発されました。これは、WOL対応のLANボードと(対応)
マザーボードが連動することで可能になります。
さらに、共有しているファイルやドライブの状況を遠隔のPCから確認できる
「リモート管理」機能があります。これはWindowsが標準で入れている
ものなのでヘルプなどで調べてみてください。
Last updated; 2001.1.2
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